新規事業の社内公募は 制度を整えることより先に「自分からやりたいと言う人」が現れる条件を作ると動きます。実施した会社では 募集の案内に「研修ではありません」と書き 3つの部署から15名が手を挙げました。その実話から 公募が動く始め方を紹介します
なぜ指名ではなく公募だったのか
始めた取締役は「こちらからの指名ではなく、手を挙げて欲しかった」と話しています
指名で任せると 仕事として受け取られます。自分から言い出したことなら 本人の「なんとかしたい」が原動力になります。公募は人集めの手段ではなく 原動力のある人を見つける手段でした
公募で実際に起きたこと
ワークショップでは 15名が手を挙げ 一人ひとりが自分の事業案を出すところから始めて17案が出ました。約6か月後の最終回には5本の事業企画書になり 5本すべてに会社の予算が付きました。終わったあとも 3つの事業が今も動いています
なぜ続いたのか
同じ取締役は 続いている理由をこう話しています
「自分で言い出したことだし、なんとかしたいっていう思いが強くて続いている」
ワークショップが終わったあとも 参加した社員は自分たちで集まりを続けています。言われてやる仕事と 言い出してやる仕事の違いが そのまま継続の違いになりました
公募を動かすために経営側が用意したもの
手を挙げた社員に任せきりにしたわけではありません。実施した会社では 技術・現場・経営それぞれの相談相手と 事務を回す担当を社内に用意し 参加は年度の人事評価の対象(自組織以外の目標)として扱われました
公募の案内文より先に この支えを決めておくことが 公募が動く条件です
公募からの進め方
手を挙げた本人がやる理由と アイデアと 会社の資産と お金の流れ。この4つを組み合わせて事業の形にする進め方を YOOIは「新規事業デザインワークショップ」として提供しています
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